こんにちは、つれてんてん管理人のコリアンダーです。
先日、2歳の誕生日をまもなく迎える娘を連れて、初めて子連れバスに挑戦しました!
私が住む街は、たいがいどこへ行くにも電車が便利な場所なのですが、ベビザラスや西松屋に行くにはバスが圧倒的に便利です。
ちょうど秋服を買いに行きたかったので、この機会にバスデビューしてみました。
ちなみに娘はもう長時間歩けるので、近場であればベビーカーを置いていく選択肢もありますが、ゆっくり買い物したいとなるとやはりベビーカーは必須。
あわよくば外出中にベビーカーで昼寝してくれて、私はどこかのベンチでコーヒータイムというご褒美付きがいいな、と。
ベビーカーでバスに乗るというのは想像するだけで難しそうですが、平日の空いている時間帯を選んで思い切って出かけてみました!
子連れバス、やはり難易度高!
まず感じたこと。子連れバスの難易度は、電車と比べものになりません!
往復で2回乗りましたが、行きのバスはバリアフリー対応のされていない段差の高い車両で、帰りは段差が低く少ないタイプの車両でした。
どちらのタイプでも、2歳の子どもはもちろん自力で上がれませんので、片手に娘、片手に畳んだベビーカーを抱えてステップを上がります。
子どもがもう1人いたら、手が足りません!
抱っこ紐に下の子を入れておけばなんとかなるかもしれないのですが、転倒など何かあったとき、2人の子どもを守るだけの余裕がなさそうで、危険に感じました。
乗降用のステップを上がるときだけでなく、座席まで移動するのも大変でした。
ベビーカーを片手で持ちながら、狭い通路をどこにもぶつけず進む。昔流行ったイライラ棒のような状態です。
イライラ棒でもたもたしていると、まだ座っていないのにバスは発車しました。
バスの揺れは電車に比べて横揺れが多く不規則で、これは本当に危ない。
昔、通学で毎日バスを使っていたとき、席に着くまで発車せず待ってくれていた記憶があるのですが… 今回乗ったバスは往復どちらも待ってくれませんでした。そんなにもたついていたつもりはないのですが、バスに乗ったらとにかく素早く安全な体勢を確保するのが大事だと思いました。
想定外!車内にたくさんのベビーカー
今回バスに乗るにあたり、ベビーカー向けの座席が設置されていることを事前に確認していました。
また、利用する時間帯のバスを下見して、確実に座れることも確認していました。
が、考えることは皆おなじようで、バス停では私の他にベビーカーが2台。
ベビーカー用の座席は2席だったので、うちより小さな赤ちゃんを抱える2人にその席は譲ることにしました。
普通の座席でも空いていれば、前方の席ならなんとか畳んだベビーカーを押さえながら乗ることはできます。
子どもは膝の上で抱っこ。もう2歳ですが抱っこ紐はあった方が安心だったと思います。
バスの中で起きたアクシデントの数々
帰りのバスは、私が乗ったときはベビーカーは私たちだけでしたが、次の停留所で4台乗ってきました…!!!ベビーカー5台の車内は、なかなかのカオスです。
1人はベビーカーを上手くたためず、後ろから乗ってくる人たちが通れない状態になってしまい、慌ててなんとか畳もうと、周りに謝りながら格闘。
どうやらベビーカーに乗っていた赤ちゃんが、お店のハンガーをいつの間にか手に持っていたようで、それがベビーカーに引っかかっていて畳めない状態になっていました。
前かがみでハンガーを外す作業していて抱っこ紐の赤ちゃんが頭から落ちそうでヒヤヒヤでしたが、両手が塞がった私は見守ることしかできませんでした。
そうしていた矢先、別の席で別のママがベビーカーを固定しようとしていたら、突然バスが発車して、椅子に一旦置いていたかばんが勢いよく落下、ベビー用品やおもちゃが床に散乱…
0歳と思われる赤ちゃんを抱っこしたまま揺れるバスの床を這いずり回ることになったママを、私はやはり助ける術もなく、とにかく自分のベビーカーや持ち物でこのバスにこれ以上の災難を持ち込まないことにだけ集中して、到着までの15分間をたえるのでした。
バスに乗るならしっかり準備を〜チェックリスト作りました
私はこのサイトを見てくれている方々に、「よし、ベビーカーで少し遠くまで出かけてみよう!」と思ってもらうことを願っていますが、これからバスで移動しようと考えている方々を脅すような話をしてしまいました…
ここからが私が本当に伝えたいことです!
ベビーカーでもバスは乗れる!
準備さえしっかりしていれば怖くない!
ということで、準備のチェックリストを作ってみました。
これで万全といえるほどのものではありませんが、バスでお出かけする前に、1度目を通してみてください!
《出発前》
- バスを利用する時間帯の混雑具合は確認しましたか。できれば座れる時間帯、満席だとしてもベビーカーを持って車内を移動できるくらいの空き具合の時間帯を狙いましょう。
- 畳んだベビーカーと子どもを一度に抱きかかえて、階段を5段ほど上れますか。必要に応じて、抱っこ紐やヒップヒートを使いましょう。
- 万が一、バスが混んでいた場合などを想定して、代替の交通手段は確認しましたか。(特に帰り)
- 支払いが現金の場合はおつりがないように用意、電子決済の場合はチャージが足りていることを確認しましたか。交通系ICカードが使えないバスもあります、確認しましょう。
- 下車する停留所名は覚えていますか。バス内では子どもと荷物に意識を向けたいため、乗ってからスマホで確認は避けましょう。
- 帰りのバスの時間は確認しましたか。
《乗車前》
- ベビーカーは畳んでブレーキはかかっていますか。
- 荷物の重みで畳んだベビーカーが自立しない状態になっていませんか。
- ベビーカーが倒れても荷物が落ちない、もしくは落ちても中のものが飛び出ないようになっていますか。
- 支払いの準備はできていますか。財布から出して手に持っておきましょう。
- 子どもが手に物を持っていませんか。乗車時に落とすと拾うのが大変です。持っていたら預かっておきましょう。
今後も気がついたらチェックリスト更新していきますね。