三田線から半蔵門線には、大手町駅と神保町駅の2つの駅で乗り換えることができます。エレベーターを利用して乗り換えたい場合は、神保町の方がおすすめです。大手町駅も神保町駅もエレベーターのみ利用して乗り換えることができますが、大手町駅では、三田線の端から端まで歩いた上で、千代田線の中程まで歩かなければななりません。神保町駅でも新宿線のホームをしばらく歩く必要がありますが、距離で比べると神保町駅の方が短いです。
ここでは、大手町駅で乗り換える場合のルートについて紹介します。
Ⅰ. 三田線から半蔵門線に乗り換える
・三田線は何号車に乗るべきか
①乗り換え距離が最短の1号車
大手町駅で、半蔵門線ホームに最も近い位置に出る車両は、1号車です。この車両は同駅のすべての東京メトロ路線への乗り換え最短ルートに近く、また、乗降客数の多い他の停車駅（日比谷駅、神保町駅など）でも改札や乗り換えルートに近い車両のため、時間帯によってはとても混雑します。ベビーカーをたたんでも、通勤ラッシュの時間など混雑時は、結構辛いです。運良く優先席が利用できたり、運転席側の壁にうまくベビーカーを立てかけられたりすれば良いのですが。
③エレベーター利用なら6号車
6号車に乗ると、三田線ホームから改札階までのエレベーター近くで降りることができます。ただし、エレベーターがある位置は、乗り換えに近い改札とホームを挟んで反対側になります。どんなに歩いてでもエレベーターを利用したい場合や、乗車駅が6号車に近い場合は、こちらを利用しても良いでしょう。また、エレベーターを上がった先に、オムツ替えのできるトイレがあります。乗り換え前後に長時間電車に乗る場合は、万が一を考えて、トイレに立ち寄りやすいこの位置で乗車しておくと安心ですね。
②車椅子スペースのある2、5号車
車椅子スペースのある車両は、2号車の3号車寄りと5号車の4号車寄りです。混雑具合によっては、ベビーカーを畳まずに乗ることができますが、通勤ラッシュの時間はこのエリアもぎゅうぎゅう詰めですので、広げたまま乗ると流石に顰蹙を買うかと思います・・・。このスペースには椅子がなく壁にもたれかかることができるため、ベビーカーを畳んで乗車した場合でも、他の乗車位置よりは安心感があります。
三田線→半蔵門線の乗り換え道順ガイド
①最短ルート
[ルート評価]
ルート1と比べて、エスカレーターを一度使う必要がある代わりに、移動距離が200mほど短くなります。ベビーカーを畳んでエスカレーターに乗れる場合は、こちらのルートをおすすめします。
[ルート詳細]
1. 三田線1号車の先にあるエスカレーターで改札階へ上る。
2.改札を出て左手へ進み、千代田線の改札を入らずに、左側の通路をまっすぐ進む。
3.案内板に従い半蔵門線改札まで進み、改札を入る。
4.改札を入って左手に見えるエレベーターで、連絡通路階へ下りる。
5.エレベーターを降りてすぐ見える、ホーム階行きエレベーターに乗り、ホーム階へ下りる。
②エレベーターのみルート
1.６号車近くのエレベーターで改札階へ上る。
2.改札を出て左手、案内板に従い、東京メトロ改札方面へ進む。
3.千代田線の改札を通過し、案内板に従って300mほど先の半蔵門線改札まで進む。
4.改札を入って左手に見えるエレベーターで、連絡通路階へ下りる。
5.エレベーターを降りてすぐ見える、ホーム階行きエレベーターにのり、ホーム階に下りる。
以上、大手町駅での三田線から半蔵門線への乗り換えルートでした。
